この度、初めての三脚を手に入れました!!トラベル三脚の中でもコンパクトな【 Velbon ベルボン「UT-43」】です!
初めて三脚を買う前に考えていたのは、下記の3つ。
- コンパクトでリュックに入れられる
- 持ち運びが嫌にならないようなもの
- 初心者でも簡単に設置できる
初心者は三脚を設置するだけでもドキドキします。億劫にならないように「三脚を使う」ことを目的に選びました
この記事では、Velbon UT-43を画像つきで紹介していきます!
Velbon UT-43はコンパクト・軽量持ち運びやすい・設置が簡単!
Velbon UT-43に決めた理由は下記の3つです。
- コンパクトさ 縮長268mm
- 持ち運びやすい軽量モデル 重量1080g
- 簡単に設置ができる ウルトラロック式
とても良いのですが、残念ながら販売終了している商品のため、中古で探すしかありません。
私は三脚に触れたこともなく、使いこなせるのかもわからなかったため、良いものがあれば中古でも構わなかったです。
カメラのキタムラ ネットショップで予約をして、店舗に取り寄せて購入しました。
小型のUTシリーズには3種類ある!【UT-43II / UT-43 / UT-43Qの違いとは】
元々UT(ウルトレック)シリーズは、脚を180度反転して折りたたむことでコンパクトになる仕組み。
その中でも小型トラベル三脚として3種類が発売されています。
UT-43IIが現行品です。UT-43とUT-43Qは販売終了しています。
※比較して違うところは黄色に塗りつぶしています。
UT-43II | UT-43 | UT-43Q | |
---|---|---|---|
メーカー希望小売価格 | ¥49,709 (税込) | ¥32,890 (税込) | ¥29,700 (税込) |
全高(EV含む) | 1460mm | 1540mm | 1550mm |
全高(EV無し) | 1335mm | 1378mm | 1388mm |
EVスライド量 | 125mm | 162mm | 162mm |
最低高 | 247mm | 330mm | 336mm |
縮長 | 275mm | 268mm | 272mm |
脚径 | 24mm | 24mm | 24mm |
段数 | 6段 | 6段 | 6段 |
質量 | 1080g | 1080g | 1080g |
推奨積載質量 | 2kg(脚最大荷重8kg) | 2kg | 2kg |
雲台 | QHD-S4M | QHD-S4M | QHD-U4Q |
雲台分離 | 可能 | 可能 | 可能 |
雲台取付ネジ | UNC1/4(細ネジ) | UNC1/4(細ネジ) | UNC1/4(細ネジ) |
クイックシュー | QB-42 | QB-42 | QB-3 |
水準器 | – | – | – |
EV方式 | 手動式 | 手動式 | 手動式 |
三段開脚 | 可能 | 可能 | 可能 |
脚パイプ | ダイレクトコンタクトパイプ | ダイレクトコンタクトパイプ | ダイレクトコンタクトパイプ |
脚ロック方式 | ウルトラロック式 | ウルトラロック式 | ウルトラロック式 |
石突 | ゴム石突 | ゴム石突 | ゴム石突 |
三脚ケース | 専用ケース付属 | 専用ケース付属 | 専用ケース付属 |
カラーバリエーション | なし | なし | ガンメタリック ブラック ブルー レッド |
発売日 | 2019年6月 | 2016年7月 | 2011年11月 |
販売状況 | 現行品 | 販売終了品 | 販売終了品 |
大きな違いはなく、大きさ(長さ)を比較するのが良さそうです。
VelbonのHPにもこのように書かれていました。
自由雲台装備のUTシリーズは3機種のラインナップ。「驚異の高伸縮比」はどの機種でも備えていますので、使用機材の大きさ・重さでお選び下さい。
Velbon UT-43II 商品ページより
三脚はブラックが圧倒的に多く出ていますが、UT-43Qであれば色も選べます。
エレベーター(EV)を使わなくても身長に合った高さのものが良かったのと、縮長がより短いものが良いなと思ったら「UT-43」になりました!
【画像つきレビュー】Velbon 三脚【UT-43】+ 雲台【QHD-S4M】
カメラを設置してみたら
そのまま展示しておきたくなるような
いい眺めになりました……
縮長26cm・重さ1kg だからとってもコンパクト!
質量1,080gなので、片手で持っていても苦にならないくらいの重さ。
縮長は268mmで、私が使っているHershelのリュックサックにもすっぽり入りました。
ここまで小さくなるのは脚が180度反転するからですね。
こんな感じで脚を反転させることができます。
ウルトラロック式で一気に設置ができる!
白く線のように見えている部分が足の切り替え部分。
青い丸をつけた部分(ゴム石突)を握って、反時計回りに回すことでロック解除。6段分のロックが外れる感覚が手に伝わってきます。
脚を伸ばしたら、時計回りに回せば全ての脚が一気にロックされます。慣れると一瞬で脚を伸ばすことができるので楽です。
一瞬で脚を伸ばすことができるのは楽ですが、これがコツを掴む必要があるところ。
ロックをするのも解除するのも、ゴム石突を握って動かすというのがコツ!!
レバーロック式ならロックされたことが目に見えますが、ウルトラロック式ではロックされたか一見わからない。
カメラを乗せる前に雲台に重さをかけてみる等、しっかりとロックされているか確認が必要です。
長さ調節は2段目のグリップで!
三脚の脚を伸ばしてから設置する場所によって脚の長さを変えたい場合には、2段目の脚についているグリップを使います。
反時計回りに回してロックを外し、長さを調整して改めてロックします。
公式には、長さ調整は2段目(グリップがついているところ)でと書かれています。
2段目では調整しきれない場合には、3段目などで同じように調整しようと思えばできますが……握りにくいのです。
3段目で調整しようと思うと2段目も動いてしまうのもやりにくい。全ての脚が一気に動かせる弱点がこんなところに……
とはいえ、設置してしまえばそこまで動かすことはないので、通常使いでは使いやすいと思いました。
クイックシューでカメラの設置が楽に!
クイックシューが雲台についているので、サッとカメラをつけることができますね!
クイックシュープレートには取付用のネジがあるのでしっかりとつけられて安心です。
残念ながらアルカスイス対応ではないですが、今のところ困っていません。
クイックシューというのは
こんな感じ。片手で操作しているのでやりにくそうに見えますが実際は簡単です!今日は三脚使って撮影するぞ!という日にはカメラにクイックシュープレートをつけて出かけます
最初に使うなら使いやすい Velbon UT-43 がオススメ!!
三脚を使ってみたいと思ったら、Velbon UT-43はとてもオススメです。
他の三脚も使い方によっては好みのものがあるかもしれません。
こちらの記事では比較もしているのでまずはチェックしてみてくださいね!
Velbon UT-43は「とにかく小さくて軽量」「設置がしやすい」というところがポイントですが、難ありな点もあります。
メリット | デメリット |
---|---|
コンパクト | 設置にコツがいる |
軽量 | 長さ調整にコツがいる |
6段の脚を | 一気に伸ばせる
つまり、使い慣れるまでは使いにくさを感じるかもしれないけど、コツを掴んだらとっても使いやすい三脚になります!!
どこにでも持ち歩けるというのは三脚を使うチャンスを増やすことができるので、三脚撮影を練習したい!という時にも良いですね。
いっぱい使って撮影表現を増やしていきたいと思います!
縦構図の時にはこんな形状になります。重いレンズの時にはちょっと心配ねぇ。
まだ酷使しているわけではないので、使い勝手に気づきがあれば追記します
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